「どんなディスクグラインダーがいいの?」
初めてディスクグラインダーを購入するとき、「たくさん種類がありすぎてどれが良いのかわからない・・・」なんてことはないでしょうか。
ディスクグラインダーに限らず、電動工具は用途に合わせて使い分ける必要があります。同じグラインダーといえども、製品によって性能が全く異なるのです。そうなると、
- どのメーカーが良いのか?
- 回転数が速い方がいいのか?
- それとも、回転数は遅い方が使いやすいのか?
- 値段の高いグラインダーは高いだけの価値があるのか?
などが疑問として湧きやすいのではないでしょうか。ディスクグラインダーの選び方について簡単にご説明します。
ディスクグラインダーの選び方とは
まずメーカーについてですが、私は「マキタ」をオススメします。
マキタといえば、電動工具市場シェアの約25%を占めるトップメーカーです。よくアルミ・スチールの切断、ガラス磨きなどをメインにマキタのグラインダーを使っていますが、そう簡単には壊れないし性能も全く問題ありません。
「家庭用でたまに使うだけだから安いのでOK!」という方は、リョービのDIYモデルで十分な性能を期待できるでしょう。無名の工具は速攻で壊れるのでオススメしません…。

研削・研磨をするなら高速型のグラインダー!
もし研磨をする予定なら、回転数の高いグラインダーを選びます。
木材・金属・コンクリートなどなど…簡単に想像出来る通り、高速で回転する方が研磨する能力が高いからですね。しかし、高速型のグラインダーは高い負荷がかかると回転数が下がり、モーターの破損に繋がる可能性が高くなります。
そのため、高速型のグラインダーで切断するのは金属までにしておいた方が無難です。ちなみに私が普段使っているのもマキタの9533B(↓)です。
コンクリートの切断なら低速高トルク型!
コンクリートの切断など、高い負荷がかかる予定なら低速高トルク型です。
タイトルの「回転数は遅い方がよく切れるのか」という件については、「低速型の方が高トルクのものが多いため、高負荷の場合は遅いほうがよく切れる」ということです。
逆に言ってしまえば、別に低速でも金属の切断や研磨をこなせます。コンクリートを切りたいという人は低速高トルク型を買っておけば心配ないというわけです。ただ、コンクリートを切る人なんて仕事でやっている人ばかりでしょう。
取り付けるダイヤの刃もめちゃめちゃ高いですからね!
値段は高いけど高性能な電子ディスクグラインダー
グラインダーの中には、変速機能があったり電子制御されているものがあります。
電子制御されているグラインダーは、高負荷のときに回転数が下がりにくくなっていたり、刃が材料に噛んでしまったとき(急激に回転速度が落ちた時)にモーターが停止したり、スイッチがオンのままコンセントに差し込んでも動かなかったり、便利な機能が満載です。
その代わり値段は高いですけどね!私は使ったことはありませんが、高いだけの性能はあるかと思います。あと、グラインダーそのものが普通よりも太かったりしますね。
自分の目的とお財布状況にあったディスクグラインダーを選びましょう。