近年は防犯意識と防犯技術の向上により、複雑な鍵がたくさん出てきています。
5分で合鍵が作れるかと思ったのに合鍵が作れない~!なんてこともよくあることです。今回は鍵の違いについて簡単にご説明しましょう。
よく目にするギザギザの鍵ではなく、穴がボコボコの鍵は防犯性の高い鍵で「ディンプルキー」といいます。ディンプルキーのように鍵・シリンダーの構造が複雑なものは、金物屋やホームセンターではスペアキーが作れないんです!
資格を持っているようなプロの鍵師さんであれば作れますが、製作難易度や失敗するとシリンダーが壊れる可能性を考慮すると、やはり合鍵の作成を断ることも多いんですよね。それでは、作れない鍵を持っている人は一体どうするのでしょうか?
作れる合鍵と作れない合鍵の違いとは?
冒頭でも述べたように、すぐに作れる合鍵はギザギザに削られた鍵です。ホームセンターで5分や10分で作れるところをみれば分かる通り、作るのは非常に簡単。
元キーを機械に挟み込み、スペアとなる台座キーを同じように削っていくだけです。
鍵を作る人はスライドさせるだけなので、最初のセットさえ綺麗に出来れば誰でも簡単に合鍵が作れます。ただ、品揃えが少ないところだとスペアの台がないために、簡単な鍵なのに合鍵が作れないこともありますね。
ディンプルキーの合鍵は作れない?
作れない合鍵は、機械にセットして削るだけではない鍵です。
↓こんな感じのディンプルキーや
↓のようなインライン(ウェーブキー)なども作れないことがほとんどでしょう。
実際、鍵専門のカギ屋なら作ろうと思えば作れるかと思いますが、純正のキーをメーカーから取り寄せることの方が多いんです。
複雑な鍵の合鍵は人の手で作る以上、絶対成功するという保証はありませんからね。どうしてもすぐに作って欲しい場合は、もしかしたらシリンダーが壊れてしまう可能性もあることを理解しておく必要があります。
また、本当にトップレベルの防犯キーだとメーカーでしか製作出来ません。厳密に言えばメーカー取り寄せの場合はスペアキーというよりも元キーという方が正しいので、使えない鍵が出来てしまう可能性はほぼ0%。合鍵を作るよりも安心と言えるでしょう。
合鍵を作れる鍵と作れない鍵について、簡単にご説明しましたがいかがでしょうか。その場で鍵が作れないだけで、メーカーから取り寄せれば合鍵は作れるんですね。
また、メーカーに合鍵を作成してもらうには「キーナンバー」が必要になってきます。逆に言えば、キーナンバーさえ分かればネットでも合鍵を注文出来るということ!
【俺の合鍵】では、お手持ちの鍵の写真を送るかキーナンバー+メーカー名を書くだけで、合鍵を取り寄せることが出来ます。ネット注文であればお店に何度も出向く手間が必要ないし、実はお店で注文するよりも早く届くことが多いんですよね。
スペアキーが作れない理由や純正キーのメリットなどについて、下の記事でもう少し詳しく書きましたのでよければこちらも一緒に御覧ください。